【レモン味の記憶】桑山千雪イラスト制作【イラストメイキング記事】

僕のTwitchチャンネルには配信を見続けることによって貯めることができるチャンネルポイントというのがあって、それを10万ポイントという法外な額集めることによって僕にイラストのリクエストをすることができるというシステムがあった。

そして、今回リクエストされたお題は

桑山千雪と唐揚げ

どう考えても難しいこのお題、いったいどんなイラストになったのか！

いや、マジで難しいというか一言で言うとめんどいイラストだった

ラフ

まぁぶっちゃけ「桑山千雪×唐揚げ」の時点で、構図は割と頭の中にあった。

「桑山千雪」だけだったなら、桑山千雪のあらゆる要素からどういうテーマのイラストにするか考えなくてはいけないが

「唐揚げ」という要素が強制されることでかなりイラストの幅を制限している。

この時点で頭にあったのは

出典：【よそゆき顔のセレナーデ】桑山千雪

そりゃあこれでしょ。「よそゆき顔のセレナーデ」

プロデューサーにお酌をするこのイラストめっちゃ好きで、正直大人になると遊園地でデートとかそんなのよりこう居酒屋で二人で飲むみたいなデートの方が圧倒的にあこがれるし、やってみたい。

というわけで

どう見てもテーブルに唐揚げらしきものはのっていないけど、唐揚げをアーんしてる絵を描いていこうと思います。

なんだこれ、地獄か？？

線画・キャラ塗り

別に線画とキャラ塗りに関して特にいうことはない。

特に難しいポーズというわけでもないが、ちょっとこだわったのは表情

コミュ内で「お酒に強いほうではないので、、」と言っているので、ちょっと酔ってる風な、それでいてプロデューサーに対して攻めの姿勢がちょっと出てしまっている風な感じな表情が出せればいいなぁと思って描いた。

塗りはなるべくシャニマスっぽい塗りになるように

背景

さて背景

これが、一番今回の難所であり要所、

テーブルの上の料理やメニュー表、醤油さしとか割りばしが刺さってるやつとか、厨房にいる大将とか、居酒屋の内装全体書かなくてはならないことがこれまでとは桁違いにラフの段階で湧き出て来て

パースやらなにやらも大変だし、僕の背景を描く能力ではどうにもならないということで

Blenderを使って背景を作ることにした

詳しいBlenderを使って背景の作り方はこちらの記事にまとめてあるので、興味があれば見てほしい

クリスタの3Dでもいいんだけど、基本素材頼みで応用が利かないのとBlenderの方が慣れているということもあって今回はBlenderで背景をモデリングして、線画として抽出する

出てきた線画がこちら、勿論パーツごとにレイヤーは分けてある。

後は地道に、居酒屋っぽくなるように塗っていくだけ。

こだわりポイント

料理はうまそうに

飯を旨そうに描くというのは、なかなか難しい。

特に今回のメインは唐揚げ、そのメインが適当では絵のコンセプトに合わない。

パースの消失点が顔になるようにして視線誘導

この絵のパースの消失点はフォーカルポイントである千雪の顔の後ろに配置されている。

よって必然的にたくさんの物体のラインが顔に向かって伸びていく

この絵において見てほしいポイント、主役であるのは桑山千雪。この絵を見てくれたら、そのラインに沿って自然に顔に目線が集まるように設計してある。

背景の明暗

カラーラフ

この画像はカラーラフで、もともと背景はこんな感じにするつもりだった。

つまり、右にも座敷的な席があって、絵としては千雪さんから右側も明るい状態にしようと思っていたが

試しに右側を黒く塗ってみると

なんか途端に見やすくなった気がする。

こっちの方がいいので採用して、右側は普通に壁面として暗くすることにして

画面向かって右は暗く、左側は明るくすることでその境界を担っている千雪さんはとても目立つという寸法である。

好きな酒

好きな芋焼酎「森伊蔵」と好きな日本酒「空」

空は実家の近くの蓬莱泉とかいうやつ。これが一番飲みやすい。

なんの話だっけ

作業詳細

タイムラプス動画